筆者のブログが2018年8月4日に独自ドメインを取得して、21日後の同年8月25日にGoogle AdSenseのアップグレード審査が承認がされましたので、その当時の詳細を書いていこうと思います。
ブログの開設から約20日間でグーグルアドセンスが利用可能となったことは、筆者として大変喜ばしい反面、ブログ構成など万全とは言えない状況で武器を持ってしまったようで、良くも悪くも緊張感を感じているのが本音です。
実は、筆者は以前にYouTubeでの収益化を狙っていたことがあり、ホスト型アカウント(YouTubeなどの特定のWEBサイトだけに広告を掲載できるアカウント)の登録は既に済んでいました。
したがって、今回は非ホスト型アカウントを目指し、アカウントのアップグレード申請をしたわけですが、グーグルアドセンス審査については、他ブログでも言われているとおり、2018年現在も厳しい審査状況は依然変わりなく、なかなか通りにくいと言われているようでした。
…ところが、幸運にも一発で承認をいただけました。
そこで、今回はグーグルアドセンスのアップグレード時に、筆者のサイトがどの様な状況だったのか?またYouTubeの収益状況はどうだったのか?を、筆者自身の備忘録として書き記したいと思います。
これからグーグルアドセンスのアップグレード申請を考えている方は、参考としてご覧いただければ、何か改善策に繋がるかもしません。
時間が無い方は、目次の『通過基準で意識すべきことはなんなの?』をご覧ください。
1.審査の通過基準とは?
ご存知の方も多いと思いますが、非ホスト型アップグレード審査に限らず、グーグルアドセンス審査に関しては、参加要件の記載はあるものの(AdSenseへの参加要件)、通過基準は明確になっていません。(2018年9月現在)
そのため、こうしたら必ず通過しますというものは存在せず『一般的には、これくらい準備したら通過するって話だよね。』…など、ネットの情報を参考にして“対GoogleAdSense審査”のために、自分のサイトを強化していくしかないのです。
正直、実際にアドセンス登録をしている知人にアドバイスしてもらったり、その手のプロに手助けしてもらうのが一番理想的ですが、筆者のように仲間のいない孤高のブロガーが多いのも事実ですから…。
そこで、まずは非ホスト型へのアップグレードについてネットに出回っている情報を集めてみましたので『あぁ、こんなん見たな』とか『ん?これは知らんな』みたいな目線で、ご覧ください。
ネットの情報寄せ集め(真偽のほどは不明)
アップグレード必須の事項 |
①独自ドメインの取得 |
補足:審査の厳格化により、独自ドメインが必須になったとのこと。 |
アップグレード不承認となる事項 |
①YouTube等による収益が1,000円未満 |
補足:今後1,000円以上の収益が見込めないようであれば、ホストアカウントをキャンセル(削除のこと)して、新規にグーグルアカウントを取得した方がアドセンス審査が容易との書込みもった。なお、Bloggerや一昔前のFC2で作成したアカウントもホストアカウントでの登録となる仕様とのこと。 |
②サイトに特定のコンテンツを含んでいる |
補足:例えば、仮想通過、健康、医療などの複雑な事情を有する分野は難しい? |
③PINコードによる住所確認がされていない |
④1記事につき1000文字未満 |
⑤日々の出来事を漠然と書く、日記のような記事のみ |
申請時にやっていると好ましい事項 |
①申請時の記事数は、30記事以上 |
②申請から承認までの間は、毎日更新 |
③本文中に写真・画像は使用しない |
④アイキャッチの設置 |
⑤プロフィールの設置 |
⑥プライバシーポリシーの設置 |
⑦お問い合わせの設置 |
アップグレード申請時の当ブログの状況
続いて、当ブログがアップグレード申請をした時のタイムラインとブログの状況です。
-ブログ開設から審査承認までのタイムライン-
2018年8月04日:ブログ開設
2018年8月15日:GoogleAdSenseアップグレード審査申請
2018年8月16日:追加で1記事公開
2018年8月19日:追加で1記事公開
2018年8月25日:追加で1記事公開
2018年8月25日(同日):GoogleAdSenseアップグレード審査承認!
アップグレード申請時の当ブログの状況 |
①グーグルアドセンスはホストアカウントとして登録済 |
補足:2016年11月頃にYouTubeでの収益化を狙っていたことがあり、ホスト型のアドセンス登録は完了していました。公開している動画で3本程度、再生回数は最大でも1,500再生程度のお粗末な動画です。当然収益は1,000円に到達していません。またPINコードによる住所の確認もしていません。 |
②独自ドメインの取得 |
補足:『お名前.com![]() ![]() ![]() |
③1記事につき平均3000文字以上 |
補足:引用などは殆どせず。 |
④アップグレード申請時の記事数は3記事(下記参照) |
・肩こりはこれで解消しよう!健康グッズ4選! ・おすすめストレス解消グッズ(握る系)!2018年厳選8選! ※ただし、禁止コンテンツの確認くらいはしていた。 |
⑤審査中に3つの記事を追加で公開(下記参照) |
・ファイテンメタックスローションを購入レビュー!その効果と口コミは? |
⑥PINコードによる住所確認はせず |
⑦全ての記事にアイキャッチを設置 |
補足:補足:フリー素材やオリジナルの写真をアイキャッチに使用。 |
⑧ヘッダーにオリジナルの画像を設置 |
補足:ペイントでささっと書いた画像。(2018年11月現在は別の画像に変更) |
⑨一部記事に他社の広告(アフィリエイト)あり |
⑩本文中に1枚~3枚程度は写真・画像を使用 |
⑪独自ドメインの取得 |
⑫お問い合わせを設置 |
⑬プロフィールを設置 |
比較表にしてみた
判りにくいので比較表にしました。
ネットの情報 | 当ブログの状況(申請当時) | |
独自ドメイン | 必須 | 取得済 |
SSL暗号化(https) | 情報なし | 取得済 |
YouTube等の総収益 | 1,000円以上必須 | 1,000円未満 |
PINコードによる住所確認 | 必須 | 確認していない |
1記事文字数 | 平均1,000文字以上 | 平均3,000文字程度 |
ブログのコンテンツ | 仮想通過・健康・医療は承認しにくい | 左記テーマには触れていない |
申請時記事数 | 30記事以上 | 3記事 |
毎日更新 | 好ましい | 申請後3記事追加 |
プライバシーポリシーの設置 | 必須 | 設置せず |
お問い合わせの設置 | 好ましい | 設置 |
プロフィールの設置 | 好ましい | 設置 |
アイキャッチの設置 | 好ましい | 設置 |
画像の使用 | 一切不可 | 使用 |
どうでしょう?
赤でマーカーを引いた部分はネット情報との相違点であり、無視して良い部分です。
特筆すべきは、申請時の記事数が3記事ということでしょうか。
よく30記事以上は必要と言われているので完全にダメ元でしたが普通にとおりました。
ブログを開設したばかりの方にとっては安心できるポイントかもしれませんね。
…しかし、こうやって比較してみると、WEBサイトやブログで言われているアップグレードに必要な情報でも、実際に承認をもらえた当時のブログ状況とは相違していることがわかります。
インターネットの性質上、信用できる情報の判断は難しいですが、サイトを参考にする時は『いつ頃発信しているのか?』『今現在は信頼できる情報なのか?』は確認したほうが良いですね。
2.通過基準で意識すべきことは何なの?
以上の点を踏まえて、筆者なりに通過基準を考察してみました。
①独自ドメインでの申請は必須!
独自ドメインというのはユーザーが独自に決めたURLのことで、当ブログのURL【http://www.kimetarasugu.com/】で言えば赤マーカー部分が独自ドメインとなります。
2016年までは独自ドメイン以外でもアドセンスの審査が通っていたようですが、2018年現在は審査に出すことすらできません。
独自ドメインは年間費(年間500~3,000円程度)を払って取得するので初期費用が発生しますが、ここは仕方ないですね。
※ちなみに既にアドセンス登録をしている方が無料ブログに広告を掲載することは出来ます。例えば筆者がはてなブログにアドセンス広告を貼るとかね。
②文字数を増やせば、3記事でも問題なし!
公開記事数を過剰に意識する必要はなく、むしろ1記事の文字数を増やし、かつ、オリジナルの文章を心掛ければ3記事でも十分審査に通ります。
画像を使用して説明するなどの創意工夫をすると良いですが、アダルトなどの『禁止コンテンツ』に抵触していないか注意してください。
③簡単に設置できるものは設置する!
決め手になるかはわかりませんが、”プロフィール”、”お問い合わせ”、”アイキャッチ”など、すぐに設置できるものは横着せずに設置しておく方が無難です。
時間のかかるプライバシーポリシーについては設置しなくても通過ました。
他には、SSLによる通信の暗号化(いわゆる『https』で始まるURLです)も導入していました、閲覧者の情報を保護することは運営者と閲覧者にとっても有益になるので取り入れた方が最善だと思います。エックスサーバーは独自SSL(https)が無料なんでオススメです。
④申請後は一定間隔で更新すべし!
上記点を押さえれば、申請後は3日~4日に1記事程度の更新でOK。
-無視してよいこと-
①『YouTubeの収益が1,000円以上必要』&『PINコードによる住所確認が必要』は無視。
そもそもPINコードによる住所の確認は、収益が1,000円を越えたときに住所確認用の専用用紙がGoogleから送られてくるので、収益1,000円未満の当時の状況では住所の確認なんて当然していません。よってこの話はガセです。
②画像の使用一切不可
なぜこのような情報が流れたかわかりませんが、画像を取り入れた解説は視覚的に文章を和らげる効果もあるので、むしろ使用した方が良いでしょう。
恐らく、一昔前のブログのような『〇〇に行ってきました!(集合写真)』的な記事はグーグルの目指すものと違うため、評価としては順位が低いというなんでしょうね。
3.まとめ
なんだか長文になってしまいました。
スマホで閲覧している方は特に見にくいですね。すみません。
ネットには良くも悪くも様々な情報が載っていますので、翻弄されてしまいがちですが、今回筆者のブログがかなり早い段階でアドセンス承認を貰えたのは、それらの情報をあまり真に受けずに自分の書きたいこと、やりたいことを素直に記事に反映したのが評価されたのかもしれません。
『これはダメ』『あれはダメ』と神経質にならず、あえてふり幅を大きく持つことで、制限にとらわれることなく執筆できますし、心にも余裕が生まれるはずです。
その心の余裕が良い意味で記事に反映されてくるのであれば、結果としてブログの成長に繋がっていくのだと思います。努力は必ず報われます。
みなさんがGoogleAdsenseの登録ができることを願っています!
頑張ってください!
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