【アプリ版】クソがぁ!!壺おじさんこと最狂の苦行ゲー『Getting Over It』をやってみた。

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日頃から俗世間との接触を拒み、我がままに自分の世界に潜り込んでいるゲーマー諸君ならばもう既に『Getting Over It』は知っていることだろう。

…そう、下半身が壺にハマったおっさんを操作して、ひたすら山を登る”あの”ゲームである。

2017年12月にSteamで配信され、今やゲーム実況でも人気のタイトルとなったが、あまりの難易度の高さから実況者は”必ず”発狂・錯乱し、またリスナーはその様子を面白がるスタイルが主流の鬼畜ゲーとなってしまった。

当然『悪意の塊』『苦痛の時間』『クソゲー』とボロクソにレビューする者が多いのだが、中には『簡単なミスでどん底に落ちる社会の構図と同じ』、『人生の縮図』など哲学的な解釈をする者も現れており、総合的な評価も何故か『好評』。

このゲームが”ただのクソゲー”じゃないことが読み取れる。

…2018年4月にはiOS版のほか、Android版の配信がスタートされているので、遅ればせながら私もプレイしてみた。

お察しの通り彼がこのゲームの主人公であり、彼が手にするハンマーをうまくブン回しながら頂上を目指すゲームである。

その不可思議な容姿から『壺おじさん』『壺男』などと呼ばれているが、正式名称は『Getting Over It with Bennett Foddy(ゲッティングオーバーイットウィズベネットフォディ)』であり、『有吉・マツコの怒り新党』でも紹介された『QWOP』の作者として知られるベネット・フォディ氏が開発・発表したコンピューターゲームである。

ちなみにこれと言ってストーリーはないが、Steamのゲーム概要欄には『特定の人を傷つけるために誕生したゲーム』という鬼畜な文言と、『頂上に到達した者を待つのは魅惑のご褒美』という意味深なフックワードの記載がある。

このようにハンマーの先を地面や壁の隆起している部分に引っ掛けて、遠心力でジャンプする。

簡単そうに見えるが、この操作が非常に難しいわけだ。

ピタリと引っ掛けないと滑ってしまうし、角度や方向、ハンマーを振り下ろす強さによっても動きが変わってくる。

タイミングがズレようものならびょ~ん!と、いとも簡単にあさっての方向に吹っ飛んでしまう。

当然、思うように動かないじれったさからイライラは蓄積していき、『なぜ俺はこんなことをしているのだ?』『時間の無駄ではないのか?』そんな自問自答と舌打ちを”自然に”繰り返すことになる。

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そしてダメ押しといっては何だが、このゲーム…実はセーブポイントが”無い”。

何時間もかけてコツコツと慎重に行動していても、たった一度のミスで運が悪ければ奈落の底に落ち続ける。

ほんの数秒でスタート地点(振り出し)に戻るわけだ。

そのやり場のない怒りと悲しみは、待ったなしの無念そのもの。

言い換えれば、力尽きるごとに『ぼうけんのしょ』が消えるドラクエをプレイしているような緊張感ということである。(たぶんね)

…なるほど。

これは先人達が発狂していくのも頷ける。

何もかも精神衛生上良くないな笑。

ちなみに徐々に高度は上昇し、そのうち『いや、山じゃないだろw』という所を登らされる。

…それと比例して難易度も上がっていき、勢いだけでは攻略できない、より精密でテクニカルな動きが求められるようになる。

当然落下する回数も増えていくのだが、このゲームの不思議なところは何度落ちても何故かまた登りたくなるところにある。

理由はわからない…。

ただ、『ちくしょう!この野郎』という反骨精神と、難所を乗り越えた時の『やったー!登れた!!』という気持ちは、ひょっとすると『そこに山があるから』というイギリスの登山家ジョージ・マロリーと心通ずるものがあるのかもしれない。

いずれにしても、生半可な気持ちでプレイすると確実に精神をやられる”苦行ゲー”なので、興味のある方は心に余裕をもってプレイしてほしい。

 

…ところで私はどこまで進んだのかと言うと、上の画像の少し先、監視カメラの手前と言えばわかる人にはわかるだろうか?

勢いよくジャンプしたもののウマく引っ掛からず転落…。

そこから先はあまりよく覚えてないが、気づけば割れたスマホが部屋に転がってたよ。

その後?

もちろんプレイはしていない。

言い忘れていたが、このゲームは要所要所で『煽り』とも受け取れるナレーションが入る。

この煽り、最初は可愛いものだがジャブのように徐々に効いてくるはずだ。

一喜一憂せず、己の感情を抑え、冷静に対応することが出来る者だけがこの山を制することが出来るのだろう。

ぜひ、頂上に到達した者を待つ『魅惑のご褒美』とやらを、自分の目で確かめてみてはいかがだろうか?

対応機種iOS/Android
価格iOS:600円[税込]
Android:560円[税込]
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